仕事の報酬とは何か本の写真

【要約・感想】仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして  著者:田坂広志

→仕事のやりがいについて悩んでいる人

→転職を考えている人

→今の仕事にしっくり来ていない人

この記事で分かることは?
  • 仕事の報酬とは何か
  • 「能力を高める」「成長する」「良い仕事をのこす」までの道のり

仕事を続けていく上でたくさんの悩みがでてくるもの。

新人~中堅~管理職や経営者まで
働くひと全員に読んでいただきたい内容になっています。

仕事を続けていく中で「少しずつ忘れていた大切なこと」を思い出させてれるでしょう。


こんにちは。
パパのりだ~管理人の「ぱぱのり」です(@papanoridaa)

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そんなあなたへ
私の人生で数々の失敗をした経験がお役に立てばうれしいです♫

「仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして」の要約まとめ
【目に見えない報酬を意識してみよう】

仕事により収入を得る。
生活していくためには必要です。

しかしあなたは【給料やキャリアアップが仕事の目的】となり日々働いていませんか?

まずはじめに「目に見える報酬」と「目に見えない報酬」についてみていきましょう!

仕事の報酬には「目に見える報酬」「目に見えない報酬」がある

目に見える報酬

「お金・役職」

これらは結果として与えられる報酬です。

無意識に仕事とは苦役、その苦役の代価として、金銭という喜びになっていないか?

 

目に見えない報酬

  • 能力(を磨くことの喜び)
  • 仕事(を残すことの喜び)
  • 成長(人間を高めることの喜び)

これらは自ら求めて得るべき報酬

 

あなたは働くことに喜びを感じていますか?
目に見えない報酬を見失っていませんか?

目に見えない報酬を見つめる力がなければ「真の報酬を得ることはできない」

 

「能力」

腕を磨くことで無条件の喜びを感じる。

「できなかったことができるようになる」
仕事も楽しくなりますよね!

自分の商品価値を高めるための「手段」になっていませんか?
例:社内試験に合格すると給料アップ

能力を磨くための近道はない
粘り強く、忍耐力が必要

 

能力の高め方

師匠をみつける

師弟関係でよく耳にするのは「生活を共にする」ということ。

すると師匠と一緒に過ごす時間はとても多くなります。

ただただ一緒に行動するだけでも何か見えてくるものもあるのでしょう。

着眼

能力を高めるには「トライ&エラー」
さらに反省することが必要です。

しかし良かった点や改善点はいくつも上がってきます。
その中で「どのような部分をピックアップするのか?」ということはとても大切です。

また反省が無ければただ経験だけが積みあがる。
これでは能力が上がりませんよね。

師匠からはどのような部分にフォーカスして反省すべきか学びましょう。

心得

どのような心の姿勢で仕事に取り組むことは大切でしょう。

 

自分のまわりには「師匠」と呼べるような人がいないんだよな~

師匠は自分で見つけるもの

謙虚な心で周りを見渡せば必ずいる・・・自らの心の姿勢を見つめなおす

  • 一芸を学ぶ
    ビジネスの世界で仕事をしているかぎり誰にでも一芸がある
  • 反面教師として学ぶ
    他人の中にある「欠点」は必ず自分の中にもある
自分の心を変えて周りをみて探すこと!師匠はみつかる!

 

仕事

良き仕事を残す

精一杯、仕事に尽くし心を込めて残していく
一つひとつの仕事が素晴らしい作品という考え方

いかにして良き仕事を残すか

共感

作品は一匹狼
共同作品を作り出すためには共感が求められる

仲間の気持ちに深く共感できるか

素晴らしい共同作品を残すのならばその仲間とともに抱く「志」が必要

その仕事の彼方に、何を見つめているか。

例:あなたの仕事は?
A「石を切る仕事」
B「人々の心の安らぎとなる素晴らしい教会をつくっている」

成長

人間としての成長=心の世界に処する力

心の世界に処する力とは・・・
・心の世界を感じる力
・心の世界に働きかけるちから

 

心の世界とは・・・

・自分の心の世界(自分の心の中のエゴの動きを感じる力・自分の慢心さ)

・相手の心の世界

・人間集団の心の世界

 

能力・作品が人間としての成長につながる

いかにして人間を高めるか

人間の心と格闘することで心が最も成長する

・相手の心を理解しようとすること

・相手に心を伝えようとすること

 

マネージャーや経営者は人間集団と格闘しながら歩んでいく立場

大きく成長できる。

「仕事の報酬とは何か」の感想・学び

感想:読みやすい

ひとつ一つの言葉や文章が短い印象です。

本が苦手なひとでもサラッと読めてしまうような文章でした。

ヨシッ!読むぞー!と力を入れなくてもOK

感想:新人時代を思い出させてくれる一冊

仕事になると売り上げに意識がいきがちです。
またキャリアアップや転職サイトでは「年収〇〇円以上!」など
どうしてもお金の部分にフォーカスされます。

すると「お金」のための「スキルアップ」になるでしょう。

給料が安くても仕事で得た「楽しさや喜び」があるものです。
特に新人時代は覚えることもたくさんありますよね。

しかし仕事を続けていくと
「こんなにきついのに給料これだけか・・・」
「もっと給料もらいたいな・・・」

こんな思考になることがあります。

「仕事の報酬とは何か」を読んでみて
改めて仕事の楽しさや嬉しさを感じる瞬間を思い出させてくれる一冊でした。

 

まとめ:目に見えない報酬は自ら求めて得る報酬

  • 目に見えない報酬を見つめる力がなけれ
    真の報酬を得ることはできない」
  • 目に見えない報酬とは「能力」「仕事」「成長」
  • 【能力】
    ➡師匠を見つける
    ➡《同じ空気を吸う》《反省のための着眼点を学ぶ》《心構えを学ぶ》
  • 【仕事】
    ➡仲間と最高の仕事(作品つくり)のための共感
    ➡仲間とともに抱く志
  • 【成長】
    ➡《心を感じる力》《心に働きかける力》が成長につながる

以上「仕事の報酬とは何か」の要約・感想でした!

もしもあなたが今の仕事に対して

●悩みを抱えている
●お金じゃない部分を大切にしたい
●喜びや楽しさを感じていない

そんな思いがあるならば本書をヒントにしてみましょう。


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